会社概要
「偲ぶことのまんなかと向き合う」それがまなかの使命です。
私たち株式会社まなかは、たった3人のメンバーで現在の形での事業を始めました。
その時、共通の目的として「単なる利益至上主義で企業として大きくなることを目指すのではなく、自分たちが生み出すもので、一過性ではないしあわせを社会に届けること」を定めました。
それから10年間、会社の歩みは、効率や利益面でいえば遠回りばかりだったかもしれません。それでも、軸をブラさないで、信じて取り組んできたことがようやく見える形に結実しつつある手応えを実感しています。
「精神的な豊かさ」のあるしあわせな社会を支えてきたものの一つであるご供養という文化、「祈る」という人が人を想う習慣を次世代へ残していきたい。
そして、変わりゆく時代の中でも、お客様個々の「こう在りたい」を形にし、大切な人を想うすべての人にずっと寄り添う企業になりたい。
今やっと、この理想を追求するための4事業の取り組みが、しっかりと回り始めました。
墓石事業では、今年1月に4か所目の墓苑施設「大田区霊園 百月院」が完成。8月にはお客様と私たちまなか、寺院の三者をつなぐクラウド型サポートサービス「あんしん墓（ぼ）」をリリースすることができました。これは業界初となる取り組みです。
時代に合わせた新しさも取り入れながら、これまで何百年とその地域に根付いてきた寺院それぞれに合わせて開発プロデュースする「まなかの墓苑施設」の取り組みを知った寺院からのご相談も急速に増えています。
寺院コンサルティング事業として、寺院とお客様の声に応える新たな地域での提案・計画が８ヶ寺で進行中です。
仏壇事業で手掛ける「祈りの道具屋 まなか」はブランド発表から9年。これからを生きる人のための祈りの道具を一貫して作り続けた商品数は110点を超え、想いに共感していただきながらECサイトや銀座ショールームを通じて全国のお客様に商品を届けられるまでに成長しました。
「実際に手に取って選びたい」というお声をいただくことも増え、今年7月に2店舗目としてオープンさせた横浜元町ショールームを皮切りに、さらに全国へショールームを広げていきたいと思います。
新型コロナウィルスの影響でもっとも状況が激変した葬祭事業の新しい受け皿も、間もなくまなからしい形をご提案できる予定です。
新たなフェーズに移行した23期目、社員数も40名以上となり組織としても成長を目指します。
確かな未来予想がいっそう難しくなる時代だからこそ、社員一丸となってこの業界において唯一無二のまなかブランドを完成させ、広げていく。これからも事業開始時の目的を軸として歩み続けるために、社員全員で明確に共有できる「まなかVISION」も完成しました。
想いに共感し、同じ目的に向かってともに働く仲間がいる喜び。私たちの想いを知っていただき、共感して商品やサービスを選んでくださるお客様が増えていくしあわせ。私たち株式会社まなかは、ひとつひとつ小さなことを丁寧に積み重ね、社会に貢献できる会社を目指して、これからも事業に邁進してまいります。
2021年9月
代表取締役社長 宮嶋良任
